地球温暖化が叫ばれている今日、省エネの心掛けは大切。あまり知られていないかもしれませんが、日常生活で使うエネルギーの節約には、「断熱材」の見直しが有効です。
「Prime-click」は、冷気や太陽光などの外気熱をシャットアウトしてくれる断熱材です。さらに、内部熱を逃がさないので、室内の温度を快適に保つことができます。
互いに接した物が、温度の高い方から低い方へ伝わる熱。約5%。
水や空気が温められたり、冷やされたりすることで循環し伝わる熱。約20%。
遠赤外線による熱線で直接伝わる熱。約75%。
節電によって、天井裏には熱が溜まり始めます。
そのため、天井裏のグラスウールが熱を抱え込み、結露が発生します。
グラスウールは結露によって水分を含み、5~7倍の重量に膨れ上がります。
そして、グラスウールの湿った重みを受け止め続けたジプトーンには、カビが発生。
カビはどんどん広がっていき、天井を侵食します。
ジブトーン撤去
プライムJP6貼り付け
照明器具取り付け
(埋込タイプ)
プライムJP6ジョイント
必要な配線は穴を開けて
取り出します
完了
SMの下部 オープン
冷蔵庫部分交換
熱は輻射や伝導、対流現象などによって、壁面や屋根の間、物置の床などを移動します。
建築断熱材を適切に設置すると、こういった建物外壁の熱伝導を減少させる効果があり、室内の温度変化を抑えることができます。そのため、暖房と冷房に使用するエネルギー(※)の削減につながるのです。
(※)普通の家庭で、暖房と冷房に使用するエネルギーは、全体の使用量の約50~70%を占めるといわれています。
輻射熱は、開けた空間を通過する性質を持ち、室内における夏の暑さや冬の寒さの原因となります。反射断熱材は、赤外線放射によるこの輻射熱の伝達を効果的に遮断する断熱材です。
ガラス繊維、発泡性および繊維素など大部分の建築資材は、放射率が0.70を超えるのに対し、反射断熱材の放射率は、たったの0.03(※)。反射率は97%にもおよびます。
(※)放射率の数値が低いほど、性能が優れています。
反射断熱材(遮熱シート)は、NASAの宇宙開発産業から生まれた商品です。
宇宙船や宇宙服の反射絶縁材料として開発されたものを、住宅用遮熱材へと改良しました。
ポリエチレンの両面をアルミで被覆することで、輻射熱の97%程度を反射・遮熱できます。
電気ポットの内部や消防士の服などでも利用されているように、アルミは反射・遮熱の力が大変強い物質です。そのため、室外側の熱を建物に入れないばかりか、今まで外部に漏れたり、建材によって吸収されたりしていた室内側の熱も内部側に反射することができます。室内の保温性を、大きく高めてくれる製品です。